こんにちは
東京都を中心に関東近郊を主に活動している、江戸川区東葛西にある内装工事業の株式会社丸清内装です。
先週末、東京都内ですがGO TO トラベルキャンペーンを利用して、旅行してきましたよ。
今回は東京都多摩地域の中で唯一の「村」であり、都心から約50キロはなれた東京の西に位置する緑豊かな大自然の中に
ある檜原村に行ってきました。
山々が黄色や赤にオレンジ色に染まっていてとてもきれいでした。
今回宿泊した宿は築300年の草葺屋根の施設でした。
築300年なのでとても趣のある宿でしたが、夏はエアコンいらずでとても涼しいようですが、冬の寒さはとても厳しく
お部屋には11月ですが灯油ストーブがあり、付けないと部屋は寒かったです。
この宿にはももんがが住み着いているらしく、夜行性で夜になるとお出かけして明け方4時くらいに帰ってくるそうです。
共存ですね。
ただ、いたずらっこのようで草葺屋根の草で巣をつくるらしくところどころ屋根が剥げてしまっています。
私は老化で草がなくなっているかと思っていたので、なるほどと納得しちゃいました。
そして今回泊まったお部屋には防火ラベルがあったのです。
わかりますか?
壁と天井に四角いシールがあってあるんです。
「防火施工管理ラベル」とは建築基準法に基づき、壁紙で防火仕上げを行った壁・天井等の防火性能を表示するために貼るラベルです。
「防火壁装施工管理者」の資格を取得しないと防火壁装の施工をしても防火施工管理ラベルの取り扱いは 出来ません。
もちろん、丸清内装でも「防火壁装施工管理者」の講習を受けているので、防火施工管理ラベルの取り扱いしています。
ラベル交付申請書により発行され、申請書には申請者の企業・氏名・登録番号等はもとより、
工事名称・現場所在地・発注者・建物の用途・規模等、 並びに、施工箇所の詳細・下地・施工方法・使用材料・認定番号・使用数量等
の必要事項を詳細記入することになっています。
ラベルは不燃材料、準不燃材料、難燃材料の3種類です。
物体そのものの温度は高くなるものの、発火が遅い等の特徴をあらわしています。
建材が「防火材料」となる条件とは何でしょうか?
建築基準法にもとづき、通常の火災による火熱が加えられた場合に下記3つの要件を満たすのが条件です。
〇燃焼しないこと
〇防火上、有害な損傷(変形・溶接・き裂など)を生じないこと
〇避難上、有害な煙またはガスを発生しないこと
これら3つを満たしたうえで、上記を満たさなくなるまでの加熱時間の長さによって「不燃材料」「準不燃材料」「難燃材料」に分類されます。
不燃材料 : 加熱開始後20分
準不燃材料 : 加熱開始後10分
難燃材料 : 加熱開始後5分
なので1番燃えにくい「防火材料」は「不燃材料」だとわかります。
今回の防火ラベルは準不燃材料なので加熱開始後10分は燃焼しないようですね。
旅先で内装に関することなど、また発見したらみなさまにお知らせしますね。
今まで何となく通り過ぎていたことも、見方が変わると楽しいですよ。