こんにちは。
東京都江戸川区の株式会社丸清内装です。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今回は内装業などで使われる用語について説明しようと思います。
このような説明を時折挟んでいこうと思います。
調べたり書いていくことで知見を深め、読む方も用語の意味を再確認し
初めて知った方にはそこから興味を持っていただいたり
現場への理解が深まれば、そう思います。
本日はLGS施工についてご紹介していきます。
今までのブログ紹介や内装に携わっていて【LGS】という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
職人さんはピンときますがそうでないとはてなが浮かぶのではないでしょうか。
LGSとはライト・ゲージ・スティールの略で軽い規格の鉄骨という意味です。
既存の壁とはちがう壁を新に作ることができます。
最初に軽天工事と呼ばれる工事をします。
これは床と天井を軽鉄材で骨組みしていく工事のことです。
軽量の鉄骨で天井まで柱を立てるので「軽天」と呼ばれます。
まずは天井の躯体に穴をあけアンカーを打ち込みます。
その次は吊りボルトと呼ばれる長いボルトを取り付けます。
吊りボルトに鋼材を支えるためのハンガーを取付けこのハンガーを上下させ天井の高さを決めます。
ハンガーに長い鋼材を取りつけ、さらにその下に別の鋼材を格子状にビス留めしていきます。
こうすると、鋼材で作った格子が躯体天井からつり下げられた格好になります。
この格子上になった鋼材に石膏ボードをビス留めし、クロスなどの天井材を貼って内装を仕上げていきます。
その次はボードを貼っていきます。
一般的に使われるボードは石膏ボードと呼ばれ耐火性に富んだボードです。
石膏ボードは安価で加工がしやすく壁や天井にはほぼ使われるほどシェア率が高くなっています。
ボードを張り付けた後はパテで隙間を埋めていきます。
この時パテで隙間を埋めないとクロスが歪んでしまったりボードが動いたときにひびが入ってしまいます。
パテは上塗り、下塗り用と数度に分けて塗られます。
この二つは粒子の粗さで分けられており、目の粗いパテで大まかに穴や溝を埋め
目の細かいパテで表面をなだらかにします。
乾いたらやすりをかけ表面の凹凸をなくしていきます。
後は仕上げにクロスを貼り、完成です。
それでは今回の説明はここまでです。
いかがでしょうか、これを機に内装へ興味を持っていただければ幸いです。